「締める」「ギュッと」は使わない

エクササイズ考 comments(0) trackbacks(0) さちこ(HN:寝子)
「締める」「絞る」「ギュッと」
指導にこういう言葉は使わないでほしいのです


こんにちは、軸と動きのスペシャリスト
踊るアレクサンダー・テクニーク教師 さちこです

冒頭の言葉は ダンスでもエクササイズでも
さまざまなレッスンで 普通に使われていると思うのです
でも 私は昔ある先生から
「こういう言葉は使わないようにしたい」
そう言われたのですね

ある先生というのは・・
日本で最初にピラティスマシンスタジオを開いた方で
新国立劇場バレエ研修所(現在は演劇も)のコンディショニング講師でもある
ボディーワークスの橋本佳子先生です


私は以前 映像のプロデューサーをしていて
フィットネス関係の映像をたくさん制作しました
「ピラティスでボディラインを美しく」
私が最初につくったピラティスのビデオです
まだ日本では数冊の本がある程度で もちろん映像は日本初!
その翻訳の監修をお願いしたのが 橋本先生です

先生が特に気にしていたのは 言葉の使い方でした
なぜなら それまでの多くのエクササイズと違って
ピラティスは「がんばってはいけない」ものなのです
知ってましたか?

姿勢が崩れてグラグラしながら必死にがんばることや
全身に力が入ってプルプルしながらやるのは
本来のピラティスのあり方ではないのですね



「ギュッと」「締める」「絞る」などの
身体を緊張させたくなるような指示用語は使いたくない


先生はそうおっしゃっていました
なぜなら 身体を固めて窮屈にしてしまうから

いろいろなポーズをつくるための動きが
なめらかで静かなものであるように
身体を長く広くしながら動かせるように
できるだけていねいに言葉を選んでいきました

「お尻をギュッと締めて」
「背筋をピンと伸ばして」

こういう言葉は 出演者が話す言葉とかけ離れない表現で
できるだけ別の言葉に言いかえました

指導者がこの言葉を使うと 生徒は必要以上にこれをやってしまいます
やり過ぎてしまいます
先日 エクササイズの4つの神話に関する記事を書きましたが
これらの言葉は神話のとおりじゃないですか!?

締めて絞って ぎゅっと固めてつくった身体は
しなやかにスムーズに動けるでしょうか
踊ることに適しているでしょうか


生徒に 本当にやってほしいことは何なのか
自分が 本当にやりたいことは何なのか

言葉はていねいに選んでいきたいですね(^_^)


From AT Dance 〜踊る身体のコツを知る!
  • 0
    • Check

    スポンサーサイト

    - - - スポンサードリンク
    • 0
      • Check
      コメント一覧
      コメントする

       

      トラックバック

      この記事のトラックバックURL

      無料ブログ作成サービス JUGEM