膝を伸ばすのと 膝を押すのは別もの

踊るために知っておきたい身体のこと comments(0) trackbacks(0) さちこ(HN:寝子)
内股から「膝を押して伸ばそうとする」と
O脚になりやすい


こんにちは、軸と動きのスペシャリスト
踊るアレクサンダー・テクニーク教師 さちこです

これって女性だけでなく 男性もけっこうあるのですよ!

その話の前にちょっと注意事項が一つ
前回の記事「膝はすでに閉じている」で 
脚は元々曲がっていることを書きました

勘違いしてほしくないのですが
股関節が外側にあるわけではないのですよ
股関節はかなり内側にあります



大腿骨の形が まっすぐではなく「くの字」になっているのです
動きの支点となる股関節は軸に近いところにある
そこは念を押しておきますね


さて・・・前回の記事中のリストにあった
「膝を押して伸ばそうとする」
これが気になる!というコメントをいただいたので
もう少し解説しておきますね

足元がパラレルや内股になっているとき
膝はやや内側を向くことになります
両膝が前を向いている時は つま先は少し開くのが自然なのですね


では 実際にやってみましょう
やや内股で立ったところから 膝を後ろに押して伸ばします

さて 何が起きましたか?

膝は後ろの外側に向かって押されますね
角度があったはずの膝の外側は ややまっすぐになって
膝の内側の裏側に圧(伸ばしている感)を感じると思います

さっきTVの医学バラエティで変形性膝関節症の話をしていました
こちらは順天堂病院のページから拝借しましたが
膝全体が潰れて変形するのではなく 変形を起こすのは内側です



何気ない日常の動作や 脚を「まっすぐなもの」と扱っていること
ほんの小さなことでも 長年積み重なって習慣化されれば
年齢とともに膝が悪くなるのもうなづけます



では 膝が外を向いていたら
つまりターンアウト(外旋)していたら大丈夫なのでしょうか?

ターンアウトして立ったところから 膝を後ろに押して伸ばす
やってみてください

さて どうでしょうか
内股のときと同じことが起きてますよね
前に向いている膝の内側を 後ろに押すことになるからです
うーん やっぱり膝は痛そうですよ

てことは・・・膝を押して伸ばすってことにも
何か要因がありそうですよね



曲がっている(ゆるんでいる)ものをピンと伸ばす

ちょっと手を使って実験してみましょうか
手の指がやや曲がっているところから
甲にある関節の出っ張りが引っ込むくらい
手のひらをパーっと開いて指を思いっきり伸ばしてみましょう


さて 手のひら全体はまっすぐになったでしょうか?
指が反ってしまって また曲がってしまいましたよね

押して伸ばそうとすると 結果行き過ぎてしまいます
膝の場合は 構造が途中で止めて抵抗の力を感じます
つまり「膝がロックされた状態」ですね
その感覚を「膝が伸びている」と受け取ってしまいがちですが
実際には「膝を押し過ぎだよ」というお知らせなのです


それでも押し続けると バレエの人に見られる「反張膝(はんちょうしつ・ひざ)」
これが起きてしまいますよ


紙を2つに折って開いてテーブルに置きます
もう一度紙をまっすぐにしたいとき 2つ方法があります

1:折り山を押して伸ばす
2:両端を離していく


もうわかりましたよね

では 膝を少しゆるめて立ちましょう
頭がふわふわっと動ける自由をもって 一番上にあります
その楽さに全体がついていって 身体全体は足の上でバランスしています
足の裏全体にのっている重さが 床を通って地球の中心へ
どんどん下りていくことを思います
頭と足が反対方向にあることを思い続けます

さて 脚はどうなったでしょうか
いつのまにか膝が伸びていると思います
でも「伸びている気はしない」・・ですよね(^_^)b

伸びている感覚が欲しいですか
それとも 伸びているという事実が欲しいですか



8月のテーマワークショップは
「強くて柔軟な脚と足」
です
脚・足に関わるあれこれを探求しに来ませんか(^_^)

8月 4日(火)19:15〜21:45
8月29日(土)13:15〜15:45
 場所:新宿マイスタジオ 5C


詳しくはこちらのページから☆

From AT Dance 〜踊る身体のコツを知る!
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