昨日書いた「距骨」のお話の ちょっと続きです
きれいな足のポイントのためには 距骨のことは大事ですよ☆
さて 「三角骨」というのを聞いたことがあるでしょうか
手首にある小さな骨の中に この名前の骨がありますが
今回話題にしたいのは 足首の方の三角骨
これは「三角骨障害」という 足のトラブルです
かかとからアキレス腱にかけての 足首の後ろ側で
痛みが起きているような場合は これが疑われます
特にルルヴェの時に痛い場合です
フレックス〜! 曲げる〜!って
足首の前側をギュッと縮めて曲げたり
ポイントの時に アキレス腱側をギュッと縮めたり
力が目一杯入ったままでルルヴェアップ&ダウンしたり・・・
足首が緊張したままで動かしている時
すねの骨とかかとの骨を結ぶ筋肉が縮んでいますから
間にあるべき 動くスペースが狭くなってしまいます
スペースが狭くなると すねとかかとの骨の間にある
距骨や周辺の組織がはさまれてしまうのです
さらにルルヴェや ポワントで立つとなると
その状態で圧が高まります・・・(>_<)
そして 繰り返すうちに炎症を起こしてしまうのですね
元々の距骨の形状で 突起やかけらがある人がいるようですが
そこにトラブルを起こすかどうかには
使い方も影響を及ぼしていると思います
実際 手術にまでなった場合はほとんどが
疲労骨折によって骨が分離したため 痛みを引き起こしている と本にはありました
・・「ダンステクニックとケガ」(小川正三著より)
手術、などということにならないように
足首のスペースを大事にしたいですね
先天的に距骨の後ろ側に突起があることで
ポイントに制限が起きている場合もあるようです
無理やり甲を出そうとギュウギュウすることは避けたいです
スペースをもって スルスルと距骨が動く範囲で
ていねいに伸ばしながら 甲を出していきたいですね(^^)
それとね 私たちは2本脚で立っていますが
どこかで「倒れたくない」気持ちを強くもっているらしく
足首には力が入りやすいみたいですよ
でも ちゃんと2本脚でOKな構造をしています
だから大丈夫☆ 簡単には倒れません
自分の身体を信頼してあげましょう!
倒れそうになってから 一歩足を出せば間に合いますしね(^_^)b
「三角骨」について くわしくは
リンクも貼っておきます
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AT Dance〜踊る身体のコツを知る!