「頭が動ける」 プライマリー・コントロール

ATの7つの原理 など comments(0) trackbacks(0) さちこ(HN:寝子)
「あなたの頭は 動くことができますか?」

もちろん動けますよ〜!ってグリグリと動かしたあなた
本当に自由な頭だったでしょうか

このページで「頭」と言ったら「頭蓋骨」のことです
では 頭蓋骨は脊椎の上で自由でしたか?

1つ前の記事で「首の一番上」のことを書きましたが
この一番上まで首を長く楽に使っていて
その上で頭は自由だったでしょうか

アレクサンダー・テクニーク〜アレクサンダー氏の発見には
「7つの原理」と呼ばれるものがあります
その1つが 「プライマリー・コントロール」
初源的協調作用とも言われますが
自分というメカニズムが働くときの 最初の一番大事なカギ

「頭が自由に動けるとき 身体も動ける」

そう 頭が動ける自由を持っているときは
身体も自由に動くことができます
裏を返せば
「頭が動けないなら 身体も動けない」
まったく動けないわけじゃないですが 動きにくいです
これは 人間だけでなく脊椎動物のメカニズムなのですね

もし 頭が動けなかったら・・・
「私の頭は動かない 動けない」
そう思いながら両手を頭の上に挙げてみましょう

今度は「頭は自由に動ける 楽々〜」と思いながら
同じように両手を頭の上に挙げてみましょう


なにか違いがあったでしょうか
どちらがスムーズでしたか? 挙げやすかったですか?

では 頭が動けないって何でしょう
どんなときに起きるのでしょうか

まず 脊椎の一番上と頭蓋骨を結ぶ小さな筋肉群の収縮
頭蓋骨が離れたら困りますから 伸ばされると縮みます
伸ばされる=危険! なのですね
縮むときは身体全体も防衛本能というか
準備に入って緊張モードになるわけです
そうすると 身体は微妙に動きにくくなってしまうので
のびのびと踊るには向いていません

それから 首の周りの筋肉が緊張しているときもですね
頭は脊椎&胴体の方にギュって引き寄せられます

後頭部が背中の方に落ちてアゴが上がっている時
(いわゆる悪い姿勢ですね)
首の後ろが縮んで頭は脊椎に引き寄せられて動けません

鼻先で見るようなツンとした姿勢の時
やっぱり首の後ろが縮んで頭は動けません
頭を後ろに引いて胸を上げている時もそうです
首の後ろを長くしているつもりでも 実は縮んでいます
背中から頭へは 斜め前に向かっているものですから
背中の上に頭を置こうとすると 首の後ろは緊張します

姿勢を良くしようと頭を上へと引っぱり上げた時
首がまっすぐになるためには 前側も縮んでいます
一番上で 伸ばされまいと引っ張り返す力も働くでしょう
これも 頭は動けません

頭が動ける自由さがあるとき
頭は脊椎&胴体の方にギュッと引き寄せられることなく
脊椎を上から押しつぶすことなく
頭は ただ身体の一番上にあってバランスしています
首の周りの筋肉は 楽に長くなっています
頭につながっている脊椎全体は 本来の長さで楽に動けます

たとえ身体が傾いていても
頭のてっぺんが下を向いていたとしても
頭は脊椎の流れのその先で 自由でいられるのです

何か余計なことをせずに ただ頭が身体の一番上にあるとき
首は楽で 頭は動ける自由さを持っています
ただそのことを「頭は動けるんだよね」って知っておく
それだけでいいのです

頭が動けるとき 身体も自由に動くことができます
そして あなたは踊ることができます(^_^)b


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