腕が呼吸を邪魔している その1:肩を後ろに引く

踊るために知っておきたい身体のこと comments(0) trackbacks(0) さちこ(HN:寝子)
「腕が呼吸を邪魔している」

踊っていると息があがってゼーハーしてしまう
息がうまく吸えていない気がする
呼吸すると肋骨の下の方が開いてお腹が抜けてしまう
・・・こんなことはありませんか?

今まであまり呼吸のことを書いていなかったのですが
どんなジャンルの踊りでも呼吸は大事ですね
私はジャズダンスをやっているのですが
発表会で1曲踊って着替えて 次踊ってまた着替えて・・
ほとんどマラソン状態だったことが何度もあります(^_^;

たとえ1曲でも長い曲もありますし
動きが激しい踊りもあります
ゼーハーしていたら 身体をコントロールできませんよね
安定した呼吸は ゆとりのある踊りと表現につながります


さてそこで 「腕が呼吸を邪魔している」です
息が切れてしまうのは 肺活量がどうこうではなく 
腕をどう使っているかが影響しているのですね

■その1■ 肩を後ろに引いている

あるいは肩甲骨を寄せておこうとしている
これは 覚えがある人は多いのではありませんか?

レッスンにいらっしゃる方の多くが
「猫背にならないように」「前肩にならないように」と
肩を後ろに引く習慣をもっています
「胸を広くするために」という理由もあります

実際に肩をぐっと後ろに引いてみましょう
胴体には何が起きるでしょうか?


左右の肩甲骨が寄りますね
そして 背中が押されて胸が上がります
肋骨の下の方が(胃のあたり)前に開きます
少し腰が反ってお尻が出るかもしれません
頭も後ろに引きたくなりますね

肩を引くだけで いろんなことが起きますよね!
ではそのまま深く呼吸をしてみましょう

肋骨はどんな動きをするでしょうか?
呼吸と一緒に肋骨は前に開こうとしますね
あるいは 胸が上下するような呼吸かもしれません

では背中側はどうでしょうか
動いていますか?


呼吸のときに楽になる場所はありますか?
呼吸のときに力が入る場所はありますか?


今度は身体の前で腕組みをします
肩や胸は楽にしておきます
頭は一番上にあって いつでも動ける自由さがあります
そのまま深く呼吸をしてみましょう
息を吸うときに 肩甲骨が左右に離れることを許します

肋骨はどんな動きをしたでしょうか
さっきとはどんな違いがありましたか?

肋骨は前だけでなく 背中の方にも広がるし
下の方は左右に大きく広がったと思います

呼吸のしやすさ 深さはどうでしょうか?
息が入って出て行くときの方向は何か変わりますか?
違いを観察してみましょう(^_^)b


私が観察したこと

肩を引いていると 息を吸うときに首に力が入りやすい
吸うときに背中が反るというか 縮んで下がる感じ
思ったほど息が入っていかない
息を吐くときに 口から下に”吐き出す”感じ
肩が自然に前にあると 呼吸がスムーズで楽にできる
深くたくさん吸える
吐く息が上に抜けていくように出て行く
吸うときに広がって 吐くときに長くなる感じがする

あなたはどんな観察をしましたか?

続きは次回
「■その2■ 肩を下げている」
これも呼吸を邪魔しますよ〜

From AT Dance 〜踊る身体のコツを知る!

ひざを伸ばして! ってどうしたら伸びてるのがわかるの?

踊るために知っておきたい身体のこと comments(0) trackbacks(0) さちこ(HN:寝子)
「ひざをしっかり伸ばそう」

そう思ったとき あなたは何をやっているでしょうか

「もっとひざを伸ばして!」

先生から指摘されて もっと伸ばさなきゃ!と思ったとき
あなたはどうやって自分のひざが伸びたことを知りますか?
これなら大丈夫なはず・・
そう思えるのは どうなったときでしょう

もし鏡を見ることができたなら
ひざを平らにしようとするでしょうか?

でも ひざのお皿(膝蓋骨)はひざの関節の前にあります
画像をのせておきますね



たとえ上下の骨がまっすぐになったとしても
お皿は出っ張ったままです
どんなに押し込んでも 関節の中に埋まることはできません
そんなことしたら ひざが壊れてしまいます!

ひざのお皿は出っ張っていていいのです
それは ひざが曲がっていることとは違います


では 目で自分のひざを確認できないとしたら
どうやって「まっすぐ」を知るのでしょうか?


他の誰かに見てもらえなかったら
あとは自分の”感覚”を頼りにする以外ありませんよね
どう感じたら「ひざは伸びた」と思うでしょうか

ひざの裏側がピンと張った感じ
まずそこですよね
ひざの前側 太ももにも力を感じているかもしれません

でもですよ
張って感じるということは 伸ばし過ぎ・・じゃないですか?

太ももの筋肉はひざを伸ばすために働きますが
力が入っていることを感じているとしたら 収縮しています
ということは 裏側は伸ばされています
2つの骨を結ぶ筋肉の一方が収縮して 反対が伸びていたら
それはまっすぐにはなりませんよね

そうなんです
あなたが「ちゃんと伸ばした証拠」として使っている感覚は
伸ばし過ぎを示していたわけです

「しっかり」「ちゃんと」「ピンと」
この言葉自体が ただ伸ばす以上を要求してそうなので
ある意味では正しいともいえますが・・(^_^;

「まっすぐ以上に伸ばす」

これはやはり ひざを押し込んでいるだけです
あなたが本当にやりたいことはこれでしょうか?

ちょっと実験です
ひざをゆるめて曲げたところから始めましょう

1.いつものやり方でひざを伸ばします

2.足で床を押してひざを伸ばします

3.首が楽で頭がふわふわっと動けることを思いながら
  一番下の足の裏が床に下りていくことを思い続けます
  頭と足が反対方向にあることを思い続けましょう


さて どんな違いがあったでしょうか
2がいつものやり方の人もいますよね

3は ちょっと時間をかける必要がありますが
いつの間にかひざは伸びていたのではありませんか?
そのとき ひざの裏側は張っているでしょうか

感覚がないと 物足りない気がして
ちゃんと伸びていない気がして

ひざの張りが起きるまで伸ばしたくなるかもしれません
でも それは罠ですよ
感覚にだまされてはダメです〜!

ひざをしっかり伸ばす! ピンと伸ばす!
それもときには必要なのかもしれません

でも 押し込んで伸ばすことを習慣にしてしまうと
今度は曲げることが大変になりますよ!

そして やり続けると反張膝(はんちょうしつ)になります 
バレエダンサーに多く見られますね
ひざを押すとO脚の原因にもなりますし
伸ばそうとがんばると太ももの筋肉が発達して太くなる
そんな嫌なこともいっぱい起きてしまいます
ももが発達すると ひざのお皿が埋まりますが・・(^_^;

どうしてもピンと伸ばしたくなる
押さないで伸ばすことが どうもわからない
頭が動けるがそもそもわからない

そういう方はレッスンでお待ちしております☆

From AT Dance 〜踊る身体のコツを知る!

長座で腰が落ちてしまうのは・・?

踊るために知っておきたい身体のこと comments(0) trackbacks(0) さちこ(HN:寝子)
今日のセミプライベートクラスでは ダンス以外にも
スマホを楽に使うとか 楽に横になるなどさまざまなことで
面白い発見の時間を過ごしました(^_^)

さて 今日は長座(脚を前に伸ばして座る)でよくあるお悩み
「長座のときに腰が落ちてしまう」
骨盤が後傾してしまうということですね

腿の裏のハムストリングスの柔軟性が影響します
立って前屈した時に 床に手がつく程度の柔軟性があるなら
脚に対して骨盤が鋭角になっているはずなので
後傾しないで座れるはずですよね

ではなんで腰が落ちてしまうのでしょうか?
筋力でしょうか?

長座になって腰が落ちたな〜のとき 何をするでしょう
腰を前に押して骨盤を立てようとしていませんか?
押しているのは本当に腰でしょうか
もしかして 背中じゃありませんか?

腰が落ちている
→ いけない! 背中が丸くなっている!
→ まっすぐにしなくては!
→ 背中を前に押して胸を引き上げる
→ そうだ! お腹も引き上げなくては!と引っ込める


かくして 胸は前にいった代わりに腰が落ちることになります



肩甲骨からおへそに向かって
身体の中で脊椎は後ろから前に向かっているのですが
その途中を後ろから突き上げてるため カーブが変わります
お腹にある前のカーブが もっと上にずれるのですね
そのため 骨盤が後傾しやすくなります


(青の矢印で示す動き)

さらに お腹を引っ込めようとしたらなおさらです
善かれと思ってやったことが裏目でしたね(^_^;

首が楽で頭が動ける自由をもって脊椎にのっているなら
脊椎はその流れに沿って長くなっていきます
おへそから肩甲骨の方に上がって 肋骨が起きて
仙骨からおへそ(腰椎)に向かって骨盤が起きます


(赤の矢印で示す動き)

●実験です
長座になります
床についている坐骨と頭のてっぺんが
脊椎でつながって反対方向にあることを思いながら
目線は足首あたりを見ながら 股関節で30度くらい前傾します
骨盤から上全体が一緒に傾きます

そこから 頭のてっぺんと坐骨のつながりを思いながら
その長さを変えずに 股関節で骨盤から上が一緒に起きてきます

さて 最初の長座とは何か変わりましたか?


腿の裏が硬くて・・・という人は
どうぞお尻の下に座布団などを敷いて高くしてください
少しずつ柔軟性を高めていけばよいのです(^_^)b

〜〜レッスンで自分の可能性を発見しませんか☆〜〜

■個人レッスン・プチ<予約制>■
体験レッスンとしてもお勧め☆

1月20日(火) 19:00〜、20:20〜
1月25日(日) 12:00〜、12:40〜

受講料:30〜35分 3,000円(スタジオ費込み・ポイント対象)
新宿マイスタジオ 5D
 ※ご希望の日時を添えてお申し込みください。

■ボディ・インテグレーション<予約制>■
自分の中にある「楽さ」に気づきながら
身体を整えていくコンディショニング・エクササイズです

1月21日(水) 14:30〜15:45
1月23日(金) 19:30〜20:45

新宿マイスタジオ6C
受講料:2,000円 <予約制>
 ※枕にする厚手のタオルをご用意ください。
  冷えないようにご準備ください。


From AT Dance 〜踊る身体のコツを知る!

症状と原因は違う場所に・・? 身体は全体が関係し合っています

踊るために知っておきたい身体のこと comments(0) trackbacks(0) さちこ(HN:寝子)
痛みや動きにくさなどの”症状”が起きている部分に
本当の原因はないかもしれない


腰が痛くて整体に行ったのに 違う場所をケアされた
そんな経験がある人もいるでしょう
良い整体や整骨院では 常に全体を診ています

画像はテンセグリティのおもちゃです


(テンセグリティが気になる人は検索☆)

身体はこのように全体がつながって 影響しあっています

もう1枚は 黄玉につながるゴムが引っ張られて歪んでいます



もし 黄玉の周りに痛みや硬さを感じていると
「黄色を正しい位置に戻さなくては」と考えて
黄色を動かして 4本のゴムのバランスをとろうとしますね

でも実際には 別の場所で起きていることが原因です
私が手でギュっとしてる場所ですね
このギュ!がなくなれば 黄玉は元に戻ります
ただそれだけでいいのです

先日のデビさんのワークショップのときに
どうも右の手首の緊張が手放せなくて 気になっていました
昨日自分にワークをしながら あることに気づきました
右腕を 肩の後ろあたりに緊張をもったまま使っていたのです
その辺りから動かしていたわけですね

右腕で重いものを持つときに後ろ側で支えていたり
冬になると横向きで寝ることが増えるのですが(その方が暖かい)
いつも右が下になるので 肩を引き込んでいたようです

でも 本当の腕のつけ根は鎖骨と胸骨のつながる関節です
そのことを思い直していくと 鎖骨から指先がつながりました
腕全体がつながって 肩甲骨側が解放されてくると
手首の緊張もなくなりました

手や足など 先端部で起きている緊張の原因は
軸に近い場所にあることが多いです


腕が本来の位置からつながっていったら
なんと 足のバランスも変わりました
かかとが下りて 全体が安定してきたのですね
まったく! 身体全体はお互いが関係し合っています

今日のダンスレッスンでは スローナンバーだったこともあり
腕と手首が楽になると とても気持ちよく踊れました
もちろん 頭のことも思っていますよ
これは一番大事なことですからね(^_^)b

何か気になることが起きているとき
その「起きていること」ばかりに気を取られていると
本当の原因を見逃してしまったりします

青玉が赤玉に近づきたがっているのが
黄玉の周りのゴムにストレスを与えているように

あなたの頭が脊椎の上でふわふわっと動けるとき
その原因となっている「何か」が見えてくるかもしれません


レッスンでお待ちしております
アレクサンダー・テクニークは治療ではなく 学びです

■個人レッスン・プチ<予約制>■
体験レッスンとしてもお勧めのミニレッスンです

1月20日(火) 19:00〜、19:40〜、20:20〜
1月25日(日) 12:00〜、12:40〜、13:20〜
受講料:30〜35分 3,000円(スタジオ費込み・ポイント対象)
新宿マイスタジオ 5D
 ※ご希望の日時を添えてお申し込みください。

■1月のテーマ・ワークショップ■
「ベリーダンスのためのアレクサンダー・テクニーク」

1月31日(土) 13:15〜15:45
新宿マイスタジオ5C
受講料:6,000円 (お2人一緒のお申し込みは10,000円!)
定員:10名(あと4名です!

■ボディ・インテグレーション<予約制>■
自分の中にある「楽さ」に気づきながら
身体を整えていくコンディショニング・エクササイズです

1月21日(水) 14:30〜15:45
1月23日(金) 19:30〜20:45
新宿マイスタジオ6C
受講料:2,000円 <予約制>
 ※枕にする厚手のタオルをご用意ください。
  冷えないようにご準備ください。

*個人レッスン(50分・5,000円、スタジオ費別)
*からだのリセット(60分・7,000円)
随時ご予約を承ります
出張レッスン&ワークショップはご相談ください


From AT Dance 〜踊る身体のコツを知る!

メルマガ始めました☆
登録はこちらから!

プレパレーションで腕は本当に「横」にありますか?

踊るために知っておきたい身体のこと comments(0) trackbacks(0) さちこ(HN:寝子)
ターンをするつもりで プレパレーションになってみましょう

それもダブル以上をクルクルっと回るつもりで

ターンの種類は違っても プレパレーションの時の腕は
だいたい前と横にありますよね
では 横に上げた腕は本当に「横」にあるでしょうか?

1:左右の肩を結ぶ線の 延長線上に肘があった
2:それよりも後ろに肘があった
3:逆に 少し前に肘があった


さて あなたの「横」はどこでしたか?

試しに横に上げる肘の位置を変えて回ってみましょう
シングルでもいいですよ
3つはどんな違いがあったでしょうか

少し前にあるときが一番楽だったのではないでしょうか

「腕を横に上げる」
その”横”というのは 空間的な「横」ではなく
身体にとっての 自然に上がる「横」に上げたいのです

腕を真横(左右の肩の延長線上)に上げてみてください
肩甲骨周りや腕の付け根はどんな感じがするでしょうか
肩の後ろ側は少し窮屈ではありませんか?

前に動かすと どんな変化があるでしょうか
肩の前も後ろも楽になりますよね
腕は真横より少し前にあるのが 身体にとって自然なのです

真横に上げた時は 腕から肩甲骨にかけて緊張しているので
そこから前に集めるには不都合ですね
でも 少し前にあれば肩周りは楽なので腕は動きやすい
すでに丸みを作っているので 集めやすいのです
腕のあり方は ターンを回りやすくも回りにくくもする
とても大事なポイントなのですよ〜(^_^)b


ところで・・・なぜ真横ではなく少し前の「横」が
身体にとって自然なのでしょうか?

その理由は 「肩甲骨が斜めを向いているから」

肩甲骨は肋骨に沿って 背中側にあります
肋骨は 上から見ると横長の楕円形
だから 肩甲骨は真横ではなく斜め前を向いています
腕はその延長線に上げるので 肘が少し前になるのですね

身体の構造と動きのしくみを学ぶことで
踊ることはもっと楽に スムーズになります

実際に自分の身体で動いて 体験してみませんか☆

「踊る身体のコツ&骨レッスン」は来週開催です!

*バランスがグラグラしちゃう
*ターンが苦手
*反るときに首や背中が痛くなる
*肩が上がったり 緊張しやすい
*身体が硬い
*プリエでお尻が出ちゃう
・・・そんなお悩みがある方は ぜひご参加ください(^_^)

ダンスでない方も 身体の学びは一生ものの財産になります!

11月22&23日(土日・全2日)
<22日:軸と腕・上半身/23日:軸と骨盤・下半身>
両日とも13:30〜17:30
場所:新宿マイスタジオ 5C(22日)&6B(23日)
受講料:19,800円(1日のみ 10,000円)


From AT Dance 〜踊る身体のコツを知る!

膝の関節って広くて大きい

踊るために知っておきたい身体のこと comments(0) trackbacks(0) さちこ(HN:寝子)
AT Dance の さちこです
先日 アクティビティで「ルルヴェで立つ」をやりました
その時に 膝のことを再認識したのでシェアしますね

ルルヴェ つまりかかとを上げて立つこと
両足であっても やはり安定感が変わります
私自身は 実はあまりそこに苦労したことがないのですが
この時は 仕事の靴に入れていたアーチサポートのせいで
妙に足指が痛くて 重さを支えると辛くなっていたのですね

まずは 頭が一番上にあってバランスしていることを思い
そしてかかとを上げるわけですが・・・

「膝のお皿ではなく 関節が重さをのせてバランスしてる。
 その面はとても大きくて広いよ。」


そんなことを先生が言うわけです
そしてヘンリー(骨格模型)の脚を見せてくれました

ふむ・・そりゃそうだよね
膝のお皿(膝蓋骨)は脚の骨の前側についていて 
これ自体は重さを支えません
頭と胴体の重さは股関節で脚(大腿骨)が支え
さらに膝で すねの脛骨が支えて足に下りていきます



お皿(脚の前側)ではなく 後ろにある脛骨に重さが載る
そのことを思ったら安定感がうまれました
画像をのせましたが 確かに面が広いですよね!
手のグーより大きいかな



もちろんお皿で支えようとしていたわけではないのですよ
ただ 膝の前側に力が寄っていてギュっとしていた
それをやめるために 上記の提案をくれたわけです

この時にもし頭を後ろに引いていたら
バランスは後ろにいって倒れてしまうかもしれません
「頭が一番上でバランスしている」
これは全体の協調の大前提ですよ(^_^)b

自分の身体に気づきをもつこと
身体へのイメージを更新すること
それが動きを変えていく助けになります☆

From AT Dance 〜踊る身体のコツを知る!

坐骨が安定していない理由

踊るために知っておきたい身体のこと comments(0) trackbacks(0) さちこ(HN:寝子)
毎日暑い日が続いてますね〜 それに風がなくて蒸し蒸しです
一方で豪雨もひどいですね
被災された方々に平穏な日々が早く戻ることをお祈りします

さて 前の記事で坐骨について書きました
「坐骨は前にも後ろにもいつでも傾ける形をしている」

傾ける形をしているから つい股関節を押してしまったり
腰が後ろに落ちて丸くなっちゃったりするのです・・が!
なぜ 起きて欲しくないことが起きやすい形なのでしょう

じゃあ もし坐骨が平らで骨盤は安定感バツグンだったら?
そう 骨盤が台形の箱だったらどうでしょうか

座ったところから 客席に手を伸ばし身体をのり出す
そんな振付けがあったとします
もし坐骨が平らで骨盤が安定して動かなかったら
前にのり出すためには脊椎が代わりに動くしかありません
うーん これは腰に悪そう!
それに背中は丸くなりアゴが出て 全然美しくない!

そう もし坐骨が平らで骨盤が安定していたら
上体を前後に傾けることはできません

私たちは座ったまま テーブルの向こう側にある料理に
手を伸ばすことはできないし
ベッドに横になるときも がっくんと後ろに倒れてしまう
イスから立つことすらできないでしょう

坐骨は必要だからあの形なのです
前後に傾くのは「起きて欲しくない動き」ではなく
日々の活動のため 踊るために必要なのです

でもやっぱり 腰が落ちたり前に押したりするのは嬉しくない
それが起きないようにするには どうしましょう

操り人形を下から積み上げるのは難しいけど
上から吊るせばすぐに立つように
骨盤の方からどうこうするんじゃなくて
一番上にある頭が 脊椎の上で動きながらバランスとっていて
脊椎の流れに沿って 体から離れる方向に浮かんでいったら
身体全体はそれについていくだけでいいんじゃない?


頭がバランスから外れると 下にある脊椎は調整して動き
胴体が反ったり丸くなったりして傾きます
上が安定していれば 下も安定します
そこがアレクサンダー・テクニーク(^_^)b

レッスンは随時ご予約受け付けております
個人レッスンでじっくり自分と向き合うも良し
お友達とグループで受けると発見がシェアできるし 費用も分け合えます(^_^)b

こちらへどうぞ → sachicatdance@gmail.com

From AT Dane 〜踊る身体のコツを知る!

坐骨は平らじゃない

踊るために知っておきたい身体のこと comments(0) trackbacks(0) さちこ(HN:寝子)
AT Dance さちこです
皆サマ お盆休みはいかがお過ごしですか(^_^)

明日は「コツ&骨レッスン」なので 身体のことを久々に☆

骨盤をちょっと見てみましょう
画像は真横から見ていますが・・ 見るほどに面白い形ですよね!

骨盤と言うと 脊椎の仙骨も入ってしまうので
この画像は実際には寛骨(かんこつ)ですね
寛骨は 腸骨+恥骨+坐骨から構成されています
緑色になっているのは坐骨です



坐骨は 座っているときの下の端になる骨ですが
見て分かる通り 丸い角になっていますね
前にも後ろにも いつでも傾ける形をしています

後ろ側の平な面に座ってしまうと 腰が丸くなります
背もたれに寄りかかるときはこちらに座りやすいですね
ていうか 力を抜くと後ろに転がりやすいです(^_^;

前側に座ってしまうと 骨盤は前傾して付け根を押します
座っていて 付け根が痛くなりやすい人はこのタイプ
ほかに起きやすいのは 開脚で座ったときです
恥骨が床に近づいている座り方ですね
特に柔らかい人は覚えがあるかもしれません
この座り方は 胸を起こそうとして腰に負担がかかります

まあどうしたって 平らな面の方が安定感があるのでね
無意識にどちらかに転がっていきやすいのですが
本来はちょっと尖った感のある部分が下になります

座って骨盤を前後に傾けると 平らな部分から山を乗り越えて
また平らな部分になるのがわかります
前からでも後ろからでも 乗り越えて下りる手前
そこに上体をのせてあげましょう
もちろん 頭を一番上にバランスよく載せてあげてください

とはいえ 座面が硬いと平らな部分に座りたくなるもの
そのために座布団があるのですね〜(^_^)b

ちなみに立ってお尻に手で触れる部分は 坐骨の後ろ側の丸い角
ここが真下を向くのではないのですね
無理に真下にしようとすると タックインになっちゃいます
触って確認する坐骨の部分は 後ろの下を向いています

さて 来週のグループレッスンの予定をCheck☆です

■ボディ・インテグレーション(ご予約受付中)
 動きながら身体を整えて 全体を統合します

 19日(火) 19:30〜20:45 マイスタジオ5C
 20日(水) 14:30〜15:45 マイスタジオ6C

■ダンスな身体の使い方 体験会
 グループレッスン 24日(日) 12:15〜13:45
   マイスタジオ6C
 個人レッスン 27日(水) 14:00、15:30、16:15
   マイスタジオ5D (ご予約受付中)

■目黒学園カルチャースクール
 26日(火) 16:30〜18:00
 体験レッスンのお申し込みは 目黒学園まで
 Tel 03−6417−0031


From AT Dane 〜踊る身体のコツを知る!

手首を回す・・・は手首の動き?

踊るために知っておきたい身体のこと comments(0) trackbacks(0) さちこ(HN:寝子)
AT Dance さちこです
25日の「コツ&骨レッスン」では 軸と腕を見ていきました

さて・・・「手首を回す」といいますが
手をクルクルするこの動きは どこで起きているでしょうか?

「そんなの手首に決まっているじゃん!」

本当に・・?
手首で回してますか?
じゃあ 手首の少し下のあたりをぎゅっと握って
それで手首を回してみたらどうなるでしょうか

手は回ってくれましたか?
回りませんよね(^_^)b
そうなんです 手首は回せません

手首の関節
つまり前腕と手の間の関節でできる動きは
「屈曲・伸展」と「外転・内転」だけです

屈曲と伸展は曲げ伸ばし
おいで〜って手招きする動きですね
外転は親指側に曲げる 腿の上に外側から置く手です
内転は小指側に曲げること
「あちらに見えますのは〜」っていうときの手です
パソコンのキーボードに置くときの手もそうですね

回す「回旋」の動きは 手首は関節ではできません
でも回していますよねぇ
さて どこで回しているんでしょうか?

さっき手首の下(前腕)を持ってまわした時に
持っているあたりで 動いているのを感じませんでしたか?

そうなんです これは前腕の動き
「回内・回外」という肘の関節で起きている動きなのです

回内・回外は 手のひらを裏表に返すことを言います
手首を回すというのは この回内・回外と
手首の屈曲&伸展、外転&内転が組み合わさってるんですね


手を回そうとして 手首を一生懸命動かそうとしても
ここは回せる場所ではないので うまくいきません
回転の支点はもっと上 肘にあります

前腕には2本の骨があります
橈骨(親指側)と尺骨(小指側)です
この2本が肘の関節で上腕骨とつながっているのですが・・



画像を見てくださいね
これは左の前腕部を後ろから見たところです
肘関節は 尺骨ががっちり上腕骨とつながっていて
橈骨は接しているだけです

橈骨が上腕骨と接する部分は丸い円盤みたいになってます
手の向きを変えると 橈骨はここで回る動きをつくります
今度は肘に手を添えて 手の向きを変えてみましょう
親指側の橈骨が動いているのがわかりますか
そう 支点はそこにあります

手首の方を見ると 橈骨はしっかり手とつながってますよね
この腕の構造が 手の向きを変える動きをつくり
「手首を回す」ことをさせてくれるのですね(^_^)b

回す時の支点は肘にあります
回転の先端は指先にあります
そして支点とつながっているのは親指側です
ということは 小指のほうではなく親指や人差し指
こちらで円を描くように動かしてみましょう


さてそのときに・・・
首を真っ直ぐにしようと伸ばしていたり
背筋を伸ばそうとして頭をつむじの方向に上げていたら
首のあたりがなにかがんばっていたら
手はスムーズに回せるでしょうか

鼻の奥の 脊椎のてっぺんと頭の間にはスペースがあって
その上で頭が繊細に動けること
「私の首は楽だし 頭はふわふわっと動けるよ〜」って
まず思ってから 回してみたらどうでしょうか

回す時の腕の感じや 力の具合に違いはありますか

首が楽で頭が動けることは
あなたの全体がスムーズに 協調して動くことを助けます


へ〜っと思ったらシェアやコメント&いいねは
いつでも大歓迎でございます☆

そんな動きの実験をいろいろ試しながら
あなたがいつもどんな習慣で動いているのかを発見して
あなたの構造に合った楽な動きを取り戻しましょう☆

レッスンでお待ちしております(^_^)
*個人レッスンでじっくりと
*パートナーと一緒にペアで
*ダンスの仲間たちと一緒にグループで

お問い合わせはメールでどうぞ
sachicatdance@gmail.com


詳しくはHPもご覧くださいね☆
「コツ&骨レッスン」 7月2日は骨盤から脚・足をやります

From AT Dane 〜踊る身体のコツを知る!

腕はまぁるくね☆

踊るために知っておきたい身体のこと comments(0) trackbacks(0) さちこ(HN:寝子)
「腕を丸く抱える」

腕を横に上げる いわゆるア・ラ・スゴンドとか2番の腕
それから回る時に 胸の前で抱える時の腕
ペアで踊って相手をホールドする時の腕

あなたの腕はまぁるくなっていますか?

以前 島崎徹先生がバレエの人にレッスンしていたときに
「大木を抱えるように」とおっしゃっていました
横に上げた腕が抱える大木は直径3m以上ですかね
とっても大きいです(^_^)
(屋久杉とか言ってたような・・・)

さて あなたの腕の円はまぁるいですか?
それとも つぶれているでしょうか

円をまぁるくしたいのは 
・ラインが長くて美しく見えること
・回転をサポートしやすいこと
・胸の前の空間が広くなって ゆとりがうまれること
・相手を柔らかく包めること

などの理由がありますが
その方が構造的にもふさわしく 余分な緊張をうまない
ということでもあります

イラストは 腕と肋骨を上から見たところです
(上が背中側)


腕の付け根は 骨格上は鎖骨の内側
胸骨とつながる関節です
そこが軸骨格と唯一つながる場所であり
腕の動きの支点です

骨格模型を見るとよくわかりますが
腕が鎖骨を通して軸とつながっていて
腕につながる肩甲骨は背中で浮いています



腕を身体の前側で抱えるようにするとき
鎖骨と肩甲骨は自然と動いて
いわゆる”肩”は少し前に移動します

イラストでは 脊椎の横から胸骨の横まで動いています

横に上げた腕が 指先が遠くにいくように長くなれば
肩甲骨はさらに動いて 指先が斜め前に広がるのを助けます

そして 肩はさらに前に動くでしょう

ただしこれは 何も邪魔をしなければ・・です(^_^)b

「邪魔なんてしている覚えはないですが・・?」

たとえばこんな邪魔なんですけどね
覚えはありませんか?

・肩甲骨を寄せておこうとする
 もしくは 動かないものと思っている
・肩を後ろに引いている
 もしくは 肩を前にしたくないと思っている
・頭を後ろに引いて 首から背中をまっすぐにしている
・腕は肩の部分からしか動かないと思っている


こういうことをやったり思ったりしていると
肩甲骨や鎖骨は動かずに 肩は身体の横にいつづけます
そうすると・・ 腕はまぁるくなりますか?

なんだか 肘が後ろにいきやすくて円がつぶれませんか?

だって 肩が身体の横にいつづけたら
左の肩から右肩までのラインはまっすぐだし
鎖骨の内側より肩先が後ろになってしまいます
そしたら 腕の円はまぁるくなりませんよね

でも 腕の付け根は鎖骨の内側
このノドにある「U字」を作っている部分です
肩から肩ではなく このU字の数cmだけが横の真っ直ぐです
鎖骨は腕と一緒に円を作るのに参加します
まぁるい円です(^_^)

肩甲骨や鎖骨が一緒に動くためには
「首が楽で頭が動けること」が助けになります
この辺りは筋肉でつながっていますからね(^_^)b

まず 自分の首が(前も後ろも)楽であることを思います
鼻の奥の 脊椎の一番上と頭蓋骨の間にはすき間があって
脊椎の上で頭がふわふわっと動けることを思います
少し動かしてみてもいいです

首の後ろから背中も楽で 肩甲骨の間は広いことも思います
自分の全部がその「楽さ」についていくことを思います

肩甲骨は腕と一緒に動いていいんだよ、って自分に言います
鎖骨も腕と一緒に動いていいんだよ、って自分に言います
思いながら 手の指先が好きなところへ動いていきましょう
そして まぁるい腕になってみましょう


繊細に ていねいに思いましょう
自分の身体全体を 腕や脚も頭も身体も
見て触って 思い出してからやってもいいです

念じるのではなく ただ思います
この文章を棒読みするように ただ思います
「動けるんだな」って気づく 知っているでもいいです

さて まぁるい腕になったでしょうか(^_^)

いろいろ邪魔してたんだな〜と気づいたら
シェアやコメント&ページへのいいねなども大歓迎です

うーん なんかお邪魔虫がしつこいです〜!という方は
思うところから一緒に練習しましょう

レッスンはいつでもお待ちしておりますよ(^_^)
個人でもお友達と一緒にでも お気軽にどうぞ☆


From AT Dane 〜踊る身体のコツを知る!
  • 0
    • Check
    無料ブログ作成サービス JUGEM